2020.9.11 令和元年度 租税滞納状況。その3
先日、国税庁より令和元年度の租税滞納状況が発表されました。
令和元年度末の滞納整理中のものの額は7,554億円で、そのうち相続税は572億円でした。
相続税は、相続財産の構成によっては土地や非上場株式などが多い場合もあり、必ずしも納税資金を相続財産から捻出することができない場合があります。
このようなときは、延納や物納といった制度を利用することも選択肢として考慮したり、不動産であれば売却を検討する場面も出てくるかと思います。
相続対策というと、多くの方は節税対策をまずは思い浮かぶかもしれませんが、実は納税を意識した遺産分割の対策や納税対策も重要な項目の一つです。
税理士法人レガシィでは、簡易相続診断などを通じて早い段階で納税資金を確保すべく、お客様の事情にあった対策をご案内しています。
また、ご相続が発生したお客様に対しても、どの方法をとるのが最も有効なのかを十分に検討して申告のお手伝いをしています。
まずはお元気なうちにご自身の財産構成を把握し、予想納税額に見合う金融資産の確保が出来ているかどうかなどを検証していただく事が大切です。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4408
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)