2020.9.14 消費税の輸出免税取引について その1
前回に引き続き、消費税を掘り下げていきます。
今日から3日間見ていくのは、消費税の輸出免税取引についてです。
前回の非課税取引のお話の最後に、課税資産の譲渡等という取引のお話をしました。
国内で行われた取引のほとんどは、資産の譲渡等(課税対象取引)と呼ばれ、資産の譲渡等のうち、非課税取引を除いたものを課税資産の譲渡等と呼びます。
課税資産の譲渡等という名前だけ聞くと、いかにも消費税がかけられそうな取引に思われますが、実際には、課税資産の譲渡等は、さらに「課税取引」と「輸出免税取引」に分類され、輸出免税取引を行う場合は、消費税が免除されます。
かなりややこしいお話ですが、要するにまず、国内でのほとんどの取引は非課税取引と課税取引に分類され、さらに課税取引は、輸出免税取引とそれ以外(消費税がかかる)に分類されるということです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大友 智 4409
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)