2020.11.6 消費税の簡易課税制度について その1
今日から3日間は、消費税の簡易課税制度のお話しをします。
前回まで仕入税額控除のお話しをしていましたが、簡易課税制度は、この仕入税額控除の特例的なやり方となります。
通常の仕入税額控除は、個別対応方式や比例配分方式など、仕入に係る消費税額を細かく計算する必要がありました。
しかし、簡易課税制度は、一定の要件を満たした事業者が、簡易的に仕入に係る消費税額を計算できる仕組みです。
計算過程がシンプルになるので、経理のいない零細企業などにはありがたい制度となります。
また、通常の仕入税額控除と簡易課税制度では仕入に係る消費税額が異なるので、事業者にとって有利な方を選択することができます(届出の期限など一定の条件あり)。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大友 智 4445
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)