2020.8.26 消費税の非課税取引について その3
今回も引き続き、消費税の非課税取引を見ていきます。
消費税の非課税取引は、厳密にいうと課税対象取引です。
課税対象取引を専門用語で「資産の譲渡等」と言います。
資産の譲渡等の中に課税取引と非課税取引が存在しているイメージです。
そして、原則的には、国内で行った取引のほとんどには消費税がかけられる、つまり資産の譲渡等に該当することになります。
その資産の譲渡等の中でも社会的政策によるもの、そして社会的配慮によるものは非課税となります(前々回の①~⑬)。
ちなみに、資産の譲渡等のうち、非課税取引を除いたものを「課税資産の譲渡等」と言います。
資産の譲渡等や課税資産の譲渡等など、やや複雑な考え方となりますが、消費税の正しい計算を行うためには、とても必要な分類となります。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大友 智 4396
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)