2008.7.4 NHK土曜ドラマ「監査法人」。矢島 正雄さん。その2
2008.7.4 | カテゴリ:相続応援日記
NHK土曜ドラマ「監査法人」の脚本を担当された矢島正雄さんにとって、専門外の用語が多く、取材がさぞや大変だったのではないでしょうか?
番組の公式ホームページにはこう書かれています。
「会計という仕事が注目された時代は、過去にもあったのである。時代が大きく動くとき、会計は大いに世間から注目されているのだ。近代でいえば昭和初期、会計は注目どころか時代の主役ともいえるポジションに立っていた。経済が政治・軍事をも超越していた時代がある。しかも今と酷似する状況、驚くことにグローバル化が叫ばれていた。一般庶民でさえ為替レートが日常会話になっていた、本当の話である。」
昭和大恐慌の時代です。日本経済は第一次世界大戦時の好況から一転して不況となり、さらに関東大震災の処理のための震災手形が膨大な不良債権と化していました。一方で、中小の銀行は、折からの不況を受けて経営状態が悪化し、社会全般に金融不安が生じていた。3月14日の衆議院予算委員会の中での片岡直温蔵相の「失言」をきっかけとして、金融不安が表面化し、中小銀行を中心として取り付け騒ぎが発生した。東京渡辺銀行事件です。税理士である私の父がよくこの話題を聞かせてくれました。
さて7月5日は4回目。今までの粉飾事例は、在庫(未完成工事支出金)・外部会社の利用による粉飾・ソフト発注の迂回取引ときますと、残るは、売掛金、ファンド会社、海外子会社利用、運用失敗の経理の不正未処理等でしょうか?
ストーリーは下記の公式サイトを確認ください。
http://www.nhk.or.jp/dodra/kansahoujin/
記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1446。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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