2020.12.25 令和元年度 相続税の調査事績。その2
2020.12.25 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
国税庁より、令和元事務年度における相続税の調査の状況が公表されました。
令和元事務年度(令和元年7月1日~令和2年6月30日)においては、平成29年に発生した相続を中心に、調査が実施されました。
申告漏れ課税価格は、総額で3,048億円(平成30事務年度3,538億円)となっています。
実地調査1件当たりでは、2,866万円(平成30事務年度2,838万円)となっています。
また、実地調査とは異なり、書面や税務署での面接などによる簡易な接触というのも行われています。
簡易な接触件数は8,632件(平成30事務年度10,332件)と、対前年比83.5%でした。
さらに無申告事案に対する調査も1,077件(平成30事務年度1,380件)で、対前年比78.0%と、コロナ禍の影響もあるでしょうが、追徴税額は1件当たり897万円(平成30事務年度731万円)と増加しています。
一口に相続財産と言いましても、土地、家屋、有価証券、現金預金等、・・・いろいろな種類の財産が有ります。
このうち、税務調査により申告漏れとされるのは、どの財産が多いのでしょうか?
その辺りは、次回の当ブログにてご紹介します。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4479
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)