天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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2020.7.28 令和元年分、贈与税・譲渡所得税の申告状況について。その1

2020.7.28 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

先日、国税庁から令和元年分の所得税等・消費税・贈与税の申告状況が発表されました。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響から申告期限が令和2年4月16日まで延長されたことに伴い、令和2年4月末日までに提出された申告書に基づいて集計されています。

今日は贈与税について、その状況を見てみたいと思います。

贈与税全体については、納税額のある提出人数は35.5万人で申告納税額が2,500億円となっています。

前年の平成30年では、納税額のある提出人数は36万人で申告納税額が2,788億円となっていましたので、人数では△1.4%、申告納税額では△10.3%となっています。

なお、贈与税はおなじみの110万円基礎控除を用いる「暦年贈与」と、相続時に贈与された財産を相続財産に持ち戻して再計算をする「相続時精算課税贈与」の2種類があります。

そのうち「暦年贈与」については、納税額のある提出人数は35万2千人で申告納税額が2,173億円となっています。

前年の平成30年では、納税額のある提出人数は35万7千人で申告納税額が2,504億円となっていましたので、人数では△1.4%、申告納税額では△13.2%となっています。

もう一つの制度である相続時精算課税制度については、提出人数はほぼ前年並みで3万8千人あったものの、申告納税額は前年比で+15.1%となり327億円なっていました。

相続時精算課税制度を用いて多めに贈与をされた方が多かったようです。


記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4376
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

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