2020.8.11 消費税について その4
今日から3日間も前回に引き続き、消費税について見てきます。
今回は消費税の歴史について見ていきます。
1953年にフランスが導入して以降、その汎用性と公平性が注目されて次々と多くの国で導入されていきました。
そしてついに日本でも消費税が導入されます。
消費税が初めて創設されたのは、平成元年4月1日でした。
それ以前の日本は、戦後のシャウプ勧告に基づいた所得税や法人税を中心とした課税形態であり、個人や法人の所得に大きく依存するものであったため、国民にとっては不公平感が生じつつありました。
戦後、「国民皆平等」という原則を掲げてきた日本にとっては、税負担については、国民が幅広く公平に分かち合うことが望ましいとして、公平性の高い消費税の創設が決定されたのです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大友 智 4385
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)