2016.4.4 2016年度の地価公示価格発表。その3
3月22日、国土交通省より2016年の地価公示価格が発表されました。
東京圏の住宅地におけるエリア別の特徴を次のように発表しております。
【埼玉県】
・さいたま市は1.1%上昇(前年0.9%上昇)。市南部などでは上昇幅が昨年より拡大した区が多く見られ、特に東京都心への交通利便性が良好な駅徒歩圏を中心に需要が堅調で、上昇を続けている。
・その他東京都区部に近接する市やさいたま市に近接する市では、概ね上昇基調が継続しているが、上昇幅が昨年より縮小した市も見られる。
【千葉県】
・千葉市は0.2%上昇(前年0.2%上昇)。JR総武線沿線の住環境が良好な住宅地を中心に需要が堅調で、中央区、花見川区、稲毛区で上昇を続けている。
・木更津市は3.2 %上昇(前年3.3 %上昇)。君津市は5.4%上昇(前年5.1%上昇)。いずれも土地区画整理地内や住環境が比較的良好な郊外の住宅地では、東京湾アクアラインを介した県外からの需要も見られ、総じて戸建住宅地の需要が堅調で、上昇を続けている。
・その他JR総武線沿線、JR常磐線沿線では、東京都心への交通利便性が良好な駅徒歩圏を中心に需要が堅調で、概ね上昇基調が継続している。
相続税の路線価は地価公示価格の8割を目途に設定されます。
地価公示価格が上昇しているエリアでは7月に発表される平成27年分の路線価も上昇すると見込まれます。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 天野大輔 3331
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)