2016.4.1 2016年度の地価公示価格発表。その2
3月22日、国土交通省より2016年の地価公示価格が発表されました。
東京圏の住宅地におけるエリア別の特徴を次のように発表しております。
【東京都23区】
・23区全体で2.8%上昇(前年1.9%上昇)。昨年と同様に23区内での住宅地の需要は根強く、全ての区が上昇を続けている。
・千代田区は9.4%上昇(前年6.3%上昇)。中央区は9.7%上昇(前年6.4%上昇)。港区は6.3%上昇(前年6.0%上昇)。都心区部では高級戸建住宅地やマンション適地の需要が堅調であるのに対し供給が希少で、高い上昇率を示している。
【東京都多摩地域】
・多摩地域全体で0.7%上昇(前年0.8%上昇)。上昇幅が昨年より縮小した市が多く見られるが、JR中央線駅徒歩圏の住環境が良好な住宅地や、土地区画整理事業等の進捗があった地域、大規模商業施設の進出により利便性が向上した地域等を中心に需要が堅調で、青梅市、町田市を除き各市町が上昇を続けている。
【神奈川県】
・横浜市は1.2%上昇(前年1.5%上昇)。川崎市は1.1%上昇(前年1.1%上昇)。両市とも都心への交通利便性が優れた地域の需要は総じて堅調であり、全ての区で上昇を続けている。なお、横浜市内では駅徒歩圏外の丘陵地等における需要が弱含みであり、上昇幅が昨年より縮小した区が見られる。
・相模原市は0.4 %上昇(前年0.3%上昇)。東京都心部や横浜市中心部への交通利便性が良好な駅徒歩圏を中心に需要が堅調で、全ての区で上昇を続けている。
国土交通省は言及していませんが、目黒区でも6.9%上昇(前年2.9%上昇)と目立っています。ちょうど今が旬の目黒川の桜も、まさに花を添える形になりました。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 天野大輔 3330
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)