2016.4.22 1次相続と2次相続 その2
2016.4.22 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
ご両親がいらっしゃるご家庭において、お父様あるいはお母様のどちらかが最初に亡くなって発生した相続を1次相続、その後その配偶者の方が亡くなって発生した相続を2次相続と言います。この1次相続と2次相続のトータルで発生する相続税を考慮し、ご相続人のお客様に様々な選択肢を提供することは我々の重要な仕事の1つです。税理士法人レガシィのA先輩税理士とB後輩が先日オフィスでまさにこの話をしていましたのでご紹介したいと思います。
A先輩「B君は1次と2次トータルで相続税が一番安くなるのが最良の提案なのではないかって思っているみたいだけど、そうとは限らないんだよ」
B後輩「え、だってお客様から見れば相続税の支払いがトータルで安くなる方がいいにきまっているじゃないですか」
A先輩「じゃあB君、ここで問題。1次相続から2次相続までの期間って平均何年だと思う?今回と同じように1次相続ではお父様、2次相続ではお母様のとき。つまりお父様が亡くなってからお母様が亡くなられるまでの期間だよ。」
B後輩「え、その話関係あるんですか?うーん、5年くらいですか?」
A先輩「いや、それがそんな短くないんだよ。なんと正解は18年。これはレガシィ相続研究所の事例分析結果だよ」
B後輩「え、そんなに長いんですか。」
A先輩「長いって表現は不謹慎な話だよB君。でもそうなんだ、これは私もびっくりしたんだけどね。お父様とお母様の年齢差、男性女性の平均寿命の差を始め様々な要素が影響しているとは思うのだけれどね」
B後輩「済みませんでした先輩。あ、そうか!先輩の言いたいことが分かりました!」
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 天野大輔 3345
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)