2007.10.1 遺言の留意点。その1
2007.10.1 | カテゴリ:相続応援日記
(質問)
もめないコツとして遺言と聞きましたが、留意点は何でしょうか?
(回答)
遺言を残すときには、財産の分割を考えるだけではなく、分割後の相続税納付のことも合わせて考えるようにしましょう。
まずは遺言について説明しましょう。
人の死後、自らの遺産の相続を生前に意思表示しておくことを遺言といい、相続をスムーズに実現させる方法の一つです。遺言は、法律的に保護されていますが、有効な遺言を実現させる手続を理解したうえで行わなければ、せっかくの意思も無駄になってしまいます。
遺言書の一般的なきまりには、次のものがあります。
・2名以上の人が共同で遺言することはできない。
・遺言する者の遺言する能力 (年齢、意思能力、法律行為ができる能力)があることが必要
・最新の日付と署名のある遺言書のみが有効
・遺言書に遺言執行者への報酬が記載されていない場合、家庭裁判所の判断に従う。
・遺言執行に関する諸費用、財産目録作成、裁判執行者への報酬などは相続人が負担する
遺言は本人の意思を伝えるもので、その方法として口頭やテープに吹き込んだものは法的な効力はありません。
記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1222。
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)
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