2016.9.30 遺言と相続。その1
2016.9.30 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
遺言書の作成に関してお客様からご相談を受ける機会を多く頂きます。
特に、昨年の相続税法の改正前、つまり平成26年頃からのご相談が増えてきているように感じています。
遺言書の有無によって、ご相続の開始に伴う手続は大きく変わってきます。
何よりも有効な遺言書があれば、遺産分割協議は不要となり、相続人にとっては気を使う遺産分割という話合いが無いことで、精神的にもかなり負担が抑えられます。
しかし、レガシィの集計では、遺言書を作成されていたご相続の案件は、全体の約2割となっていました。
ご相談にみえる多くのお客様は、この遺言書の必要性を感じていらっしゃるのですが、いざ進めてみるとなかなか先に進まないこともあります。
その理由として、
・ご自身の死を見つめる準備をするのがつらい
・年齢的に、何か新しいことをするのがおっくう
・遺言書を作ることで、子供たちに差をつけてしまうこととなり、書きにくい
といったお声を聞く事があります。
私たちも、まずはご本人様のお気持ちを十分にお聞きしてお手伝いをさせて頂くよう、心がけています。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3449
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)