天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2008.3.5 資産家の方の贈与。その1

2008.3.5 | カテゴリ:相続応援日記

平成18年分の贈与税の統計速報が2008年2月6日国税庁より発表されました。

http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/zoyo2006/zouyo.htm

平成18年中に贈与を受けた人は36万9,763人です。前年が40万5,332人ですから3万5,569人の減少です。この集計は、平成19年6月30日までの申告または処理(更正、決定等)による課税事績を申告書、決議書等に基づいて作成したものです。


このうち22.5%にあたる8万3,290人が相続時精算課税制度の適用者だったことが、相続時精算課税分の取得財産価額は1兆864億円だったが、課税価額は特別控除2,500万円(住宅取得資金は3,500万円)を差引き1,432億円となりました。この結果、特別控除を超えて、一律20%課税の対象となったのは、制度適用者全体の約5%にあたる4,100人で、贈与税額は286億円でした。

この制度は相続時精算贈与をしたほうが相続を待つより有利とみなした方が使う制度です。私達専門家も興味を持つところです。取得財産を種類別に見ると土地が30.7%、現金預金が54.9%、有価証券が10.7%でした。将来値が上る有価証券を今のうちにという発想はこれから普及すると思われます。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。1363。

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続相豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから

相続のメール無料相談はこちらから

  • 無料面談、無料メール相談
  • 知って得する相続豆知識 メールマガジン

アーカイブ

  • ※日本最大級とは創業以来の申告・有料コンサルティング合計件数のことを指します。

PAGE TOP