2015.9.29 誤解の多い相続対策。その3
2015.9.29 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
今年より基礎控除が下がったため、相続対策のご質問を受ける機会が増えてきました。
よくある相続対策のうち、主なものを中心に誤解をしていて失敗しないポイントを見ています。
今日は建物対策。
借入をして賃貸アパートを建てれば節税になる、と思われている方も多くいらっしゃいます。
これは決して間違いではないのですが、タイミングと状況によっては節税効果が薄れてしまう事もありますので、事前のシミュレーションが大切となります。
また、賃貸アパートを個人で所有している方が法人を設立し、建物を法人に移す、というスキームもあります。
しかし、これもその方の所得水準と建物移転の経費を勘案し、判断する必要があります。
こうした建物を使った相続対策などは、巷の書籍やHPでも多く紹介されています。
しかし、税金は対象の人が違えば同じ条件というものはなかなかありません。
一般論では節税であっても、その方には当てはまらない、または、逆に税負担を増加させてしまう場合もあります。
お薬の服用と同じように、相続対策もその方に合った処方に基づくものでなくては意味がありません。
税理士法人レガシィでは、相続診断を通してその方に最も適した対策をご提案し、時にはオーダーメイドでの対策も設計しています。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3205
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)