2019.11.8 税の歴史。(相続税)その8
<シャウプ勧告>
マッカーサー元帥に招聘されたシャウプ博士の勧告に基づき
行われた改正(1950年)です。
改正の内容は、
(1)相続税と贈与税を統合する。
(2)被相続人との親疎の別による差別税率の廃止
(3)累積的取得税の税率を25%~90%とする
課税方法の改正もあり、遺産取得税方式の相続税と贈与税を組み合わせた
累積的取得税に生まれ変わりました。
※累積的取得税とは
相続に際し、財産の無償譲渡が行われたとして、
被相続人に所得税を課し、相続税は所得税を支払った後の財産に課税される仕組みの事。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 森田太郎 4203
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)