2019.7.22 税の歴史 その1
今回は、日本の税金の歴史について書いていこうと思います。
今日は、飛鳥時代から江戸時代までです。
(税の始まり『租・庸・調』)
・飛鳥時代
大化の改新(645年)では、公地公民など新しい政治の方針が示されました。
701年に完成した大宝律令では、租・庸・調という税や労役をかける税のしくみができました。
(年貢の始まり)
・奈良から室町時代
奈良時代は墾田永年私財法(743年)が制定され、土地の私有化ができるようになりました。
平安時代から鎌倉時代は守護・地頭や荘園領主に対して、農民は年貢や公事(糸・布・炭・野菜などの手工業製品や採取物)、夫役(労働で納める税)などを納めました。
室町時代には、商工業者に対しても税が課せられ、街道に設けられた関所では関銭(通行税)などが税として課せられました。
(農作物で地租を払う時代)
・安土桃山・江戸時代
全国統一を行った豊臣秀吉は、土地を調査して太閤検地を行い、農地の面積だけでなく、農地の収穫高などを調べて年貢を納めさせるようにしました。
江戸時代には、田畑に課税される年貢の地租が中心で米などを納めたそうです。
※地租とは、土地に対して課せられる税金です。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 森田太郎 4130
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)