2016.9.8 相続税申告件数の増加と税務調査。その2
2016.9.8 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
相続税の申告件数が、年々増えているようです。また、平成27年以降は、今までの増加ペース以上に、大幅に増加していることが予想されます。
相続税の税務調査の件数も、申告件数と同様に、大幅に増えるのでしょうか?国税当局、資産課税部門の職員数も、大幅に増えるのでしょうか?
今のところ、国税当局全体の職員、資産課税部門の職員数は、横ばいのようです。
そうなると、税務調査の件数が大幅に増えるということは、考えにくいように思われます。
国税当局は、相続税の申告審理事務量の増加の抑制、及び調査の対象事案を厳選するために、調査対象となるかを判断する選定基準の改正を含め、審理事務を見直すこととしているようです。
この見直しに先立ち、平成27事務年度(税務署の事務年度は7~6月なので、平成27年7月~平成28年6月)において、試行的に新たな調査選定基準に該当する調査対象事案の選定が行われました。
具体的に、どのような選定が行われたのでしょうか?
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 天満 亮 3435
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)