2018.12.21 相続税の調査事績。その1
2018.12.21 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
先日、国税庁より、平成29事務年度における相続税の調査の状況が公表されました。
なお、国税庁の事務年度は、4月スタートではなく、7月スタートとなっています。
平成29事務年度(平成29年7月1日~平成30年6月30日)においては、平成27年に発生した相続を中心に、調査が実施されました。
今回の集計から、税制改正により納税対象者が大幅に増えた平成27年1月1日以降に発生した相続事案が加わりましたので、前年までの集計とは異なる部分が見えているようです。
実地調査の件数は12,576件でした。
前年度(平成28事務年度)が12,116件だったので、微増ということになります。
このうち申告漏れ等の非違があった件数は10,521件(平成28事務年度9,930件)で、非違割合は83.7%(平成28事務年度82.0%)となっています。
納税者側から見ますと、相続税の税務調査が入ってしまった場合、約8割の確率で修正が求められる、ということになります。
ちなみに、弊社レガシィで相続税を申告した場合に、実地調査率も平均的な10%前後に比べて年にもよりますが約3%前後と少なく、さらに税務調査が入った後に修正する確率は、ここ数年、約5割程度で横ばいとなっています。
この部分も、相続専門を謳っている弊社の強みであると自負しております。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3995
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)