2014.12.8 相続税の調査の状況、発表。その2
2014.12.8 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
平成26年11月、国税庁より相続税の税務調査の状況が発表されました。
申告漏れがあった課税価格は1件あたり2,592万円(前回2,741万円)でした。
また、追徴税額は1件あたり452万円(前回500万円)と、減少しています。
実地調査の件数、申告漏れ課税価格、追徴税額すべて過去10年間で最低の水準でした。
これは調査の手続きを定めた国税通則法が改正され、事務作業が増えたことが一因とみられます。
なお、無申告事案に対する実地調査件数も前年比74.7%と減少しています。
国税庁では、実地調査以外の多様な手法を効果的・効率的に活用するとしています。
それは「無申告理由のお尋ね等による書面照会」です。
平成27年から相続税の納税義務者が大幅に増加します。
今後は実地調査より簡便的ないわゆる「お尋ね」を利用し適正な申告を促すものと思われます。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 廣田勝彦 3009
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)