2020.2.17 相続税の申告状況。その3
2020.2.17 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
国税庁より平成30年分の相続税の申告状況について発表がありました。
対象は、平成30年1月1日から平成30年12月31日の間に亡くなられた方です。
平成30年の相続財産の金額の構成比は次のようになっています(カッコ内は前年)。
土地 35.1%(36.5%)
家屋 5.3%( 5.4%)
有価証券 16.0%(15.2%)
現預金等 32.3%(31.7%)
その他 11.3%(11.2%)
不動産の占める割合が減少し、有価証券と現預金の割合が増加しています。
その割合が増加している有価証券と現預金を金額ベースで見てみると(カッコ内は前年)
有価証券 27,733億円(25,404億円)
現預金等 55,890億円(52,836億円)
となっており、額の増加も目に留まります。
なお、相続財産の合計金額は平成30年で173,179億円、前年の166,928億円を上回りました。
今回の発表にもみられるように、相続税は今後ますます身近な税金となっていきそうですので、事前の対策をご検討される方もさらに増えるでしょう。
特に有価証券や現預金などの金融資産は、税務調査で何かと指摘を受けやすい財産でもあります。
生前からの税務調査対策なども検討し、お気になる点などございましたら、税理士法人レガシィにご相談ください。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4267
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)