2020.2.14 相続税の申告状況。その2
2020.2.14 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
国税庁より平成29年分の相続税の申告状況について発表がありました。
対象は、平成30年1月1日から平成30年12月31日の間に亡くなられた方です。
平成30年の課税価格合計は16兆2,360億円で、前年の15兆5,884億円を上回っています。
被相続人1人当たりでは1億3,956万円(前年は1億3,952万円)と、ほぼ同額となっています。
また、税額は平成30年で2兆1,087億円、前年の2兆185億円を4%ほど上回り、被相続人1人当たりで1,813万円(前年は1,807万円)と同じく増加しました。
1人当たりの課税価格があまり変わらないのに1人当たりの納税額が増加する可能性はいくつか考えられますが、一次相続において二次相続を意識した分割が検討され、配偶者ではなくお子様が財産を取得する割合が増えたこと、二次相続の割合が増えたこと、などの影響があるかもしれません。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4266
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)