2014.11.4 相続法制の在り方について検討。その3
2014.11.4 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
法務省に「相続法制検討ワーキングチーム」が設置されました。
相続法制の課題として以下の項目が挙げられています。
- 寄与分等による調整 その1
現行の寄与分の制度では、家事を行って夫を支えた妻の貢献を十分に反映することができないのではないか
- 寄与分等による調整 その2
配偶者の父母の介護等をしてきた者は、その父母が死亡した場合に相続人とならないが、その者の貢献を反映させる方法を検討する必要がないか
また、他の法制への影響として、以下の2点が挙げられています。
- 法定相続分の見直し等に伴い、相続税制についても検討すべき点があるのではないか
- 遺留分の見直し等に伴い、事業承継法制についても再度検討する必要があるのではないか
これらの検討がいつ、どのように改正に反映されるかはわかりませんが、検討の行方は注視する必要があります。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 廣田勝彦 2986
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)