天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2015.8.5 相続は『3つの 「かんじょう」の戦い』 その3

2015.8.5 | カテゴリ:相続応援日記, 会長・天野隆のブログ

相続の専門家としてもめごとトラブルのベスト3を述べたいと思います。

題して「3つのかんじょうの戦い」です。

三つ目は「環状」。

東京の環状6号線。環状7号線。環状8号線。

この周辺では本家意識が強いものです。

この環状周辺の本家意識と均分相続の戦いです。

今の民法を考えると兄とは同じ相続分がある。

親の面倒を見ないで同じとは何事だ。

弟は自分が跡継ぎだから本家と言うが彼から引き継ぐ子供が居ないではないか?

遺された母の面倒を見ないで均分とは何事だ。

本家とは言うが同居していて良いこともあるのではないか。

旅行にも外食もできない同居の悲劇についてわかっているのか?

本家を継ぐからと言って多くとるのはどうも納得がいかない

墓守を意識してから文句を言え。

この「環状」の戦いの休戦のキーワードは

『預かりもの』だと思います。

本家の後継者が相(すがた)の基盤を預かって子孫に繋げていくという発想です。

その責任感が見えると出口が見えてくる時があります。

「相(すがた)を続ける」の思いが効くことがあります。

記:資産家を応援する相続の専門家:天野隆。3172

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