天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2011.8.25 無利子非課税復興国債(案)。その3

2011.8.25 | カテゴリ:相続応援日記

国民新党は、財務省の指摘に対して次のように反論をしています。

(1)公平性

未曾有の国難に対する例外措置。また、当該国債は相続税の課税対象(1/2)とすることにより、課税の公平性の確保に一定の配慮。

(2)マネーロンダリング

▼およそ犯罪に類する金融行為は、司直の手で厳格に対応すればよい。

▼無税資金の当該国債への流入を防止する観点から、租税回避防止措置等を組み込めばよい。

(3)市場・経済への影響

▼既存市場等への影響は、新金融商品を導入する場合、共通して生じ得る一般的な問題である。

▼当該国債の発行額は3年間で20 兆円程度であり、マーケットへの影響は僅少と考えられる。

▼個人の国債保有促進は、財務省の政策とも一致。

▼当該国債は税制上の特典が最大の特徴であり、資産運用目的の市場とは異なる。

(4)国の財政収支

相続税収減収分は、経済効果でカバー。

(5)国債の現状

▼当該国債は、利払費不要、消費拡大や景気回復に寄与、増税によらない財源として経済成長の加速や財政再建にも貢献。

▼既存国債にない商品性を持つ当該国債の発行は、財務省の個人の国債保有促進という政策にも貢献。

今後、どのような議論が展開されるのか、注目です。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 廣田勝彦 2206

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから

相続のメール無料相談はこちらから

  • 無料面談、無料メール相談
  • 知って得する相続豆知識 メールマガジン

アーカイブ

  • ※日本最大級とは創業以来の申告・有料コンサルティング合計件数のことを指します。

PAGE TOP