2018.10.30 消費税増税まであと1年-その3
消費税増税まであと1年を切りました。
これまで増税を2度延期した経緯がありますが、リーマンショック級の大きな経済的な打撃がない限り、2019年10月から10%への引き上げが実施されそうです。
今回から消費税に軽減税率制度が導入されますが、レストランなどでの外食については軽減税率の対象外となります。
では、レストランがテイクアウトで販売する飲食料品はどうでしょう?
これは軽減税率の対象となり8%の税率が適用されます。
また、大型スーパー、イベント会場などにあるフードコートでの飲食はどうでしょう?
この場合、その場で飲食する人は10%、テイクアウトする人は8%となります。
買う時はテイクアウトするつもりの人が買ってから気が変わってフードコートで食べていく、という場合でも8%のままです。
増税後は、テイクアウトする人が増加するかもしれません。
続いて出前はどうでしょう?
単に飲食料品を届けるだけのものは8%が適用されます。
しかしケータリングサービスなど相手方が指定した場所において行う役務を伴う飲食料品の提供については10%が適用されます。
消費税増税までの1年、飲食料品業界は、軽減税率を見据えた様々な事業展開を模索することになりそうです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大口 亮 3958
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)