2014.9.19 最近の相続相談事例。その1
2014.9.19 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
先日、相続遺言に関するセミナーの講師をさせていただきました。
いわゆる相続税大改正まであと4か月を切った今、徐々にその関心も高まってきているようです。
今回はセミナー参加者の方々から頂いた質問を含め、最近よくお問い合わせいただく内容のいくつかをご紹介いたします。
比較的関心の高いのは小規模宅地の評価減について。
中でも二世帯住宅についてご心配されている方が多いようです。
既に今年の1月からこの二世帯住宅の改正は運用されていますが、特に区分所有登記された建物の場合は被相続人の居住の用に供されていた部分のみが適用となりますので、注意が必要です。
なお、1月15日付で国税庁より小規模宅地等についての計算特例の取扱いの一部改正に関する情報が出されましたので、そちらも要確認です。
小規模宅地の評価減については老人ホームのケースを含め、適用要件を慎重に判断しないと誤った申告をしかねないため、実務での事実確認は今まで以上に注意しておこなう必要がありますね。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 2957
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)