2018.6.7 最新相続事例分析-その3
2018.6.7 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
レガシィは相続専門の税理士法人として2017年の申告等の実績は、1,130件、これまでの累計申告等件数は8,673件(2017年12月末現在)に上ります。
レガシィではこの経験と実績をもとに2017年と過去4年の相続事例のデータを作成・分析しています。
相続に関して、「他の方はどうしているのだろう?」と気になった場面で活用できるものです。
今日は遺言書の有無についてです。
遺言書には次のような特徴があります。
1.遺言者があらかじめ遺産の分け方を指示してくれる
2.遺言によってもめ事を減少、回避することができる
3.遺留分を侵しているともめてしまう
ご相続で遺言のあった割合は、2017年は9%でした。4年平均でも10%程度で、思ったほど遺言書を作成していないようです。
遺言書作成が少ないのは、子供に差をつけることが忍びないという親の気持ちを反映しているともいえそうです。
なお、課税価格5億円以上の場合は、2017年の実績で15%ですから全体の平均に比べれば課税価格が高い方は「争族対策」に対する意識が高いといえるかもしれません。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大口 亮 3859
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)