2017.9.15 所有者不明土地の問題について-その2
2017.9.15 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
「所有者不明土地問題研究会(座長・増田寛也元総務大臣)」が、日本全国で「所有者不明」の土地が410万ヘクタールに達するという推測結果を公表しました。
これは九州の面積368万ヘクタールを上回る数字で、今後も増え続けるといわれています。
登記が進まず、所有者が不明の土地が増え続ける要因は何なのでしょうか?
もうひとつは、先祖伝来の土地に対する関心の低下と都市部への人口流出が挙げられるといわれています。
子供が都市部へ引っ越してしまった場合でも、残された地方の土地を相続するのはその子供です。
親が亡くなると地元に帰ることが少なくなり、土地に対する愛着もなくなっていきます。
売却することもできない土地を登記するのは億劫、ということになるようです。
土地は利益となる場合よりも負担(毎年固定資産税、維持管理費がかかる)になる場合が多い、という意識も根底にはあるようです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大口 亮 3684
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)