2018.1.26 情報連携投資等の促進に係る税制の創設-その1
平成30年度の税制改正において、情報連携投資等促進税制が創設されました。
「情報連携投資」とは「IoT」に関連した投資のことです。
「IoT(アイオーティー)」という言葉は最近メディアで見聞きすることが多いですが、Internet of Things の略で、すべてのモノがインターネットに接続していることをいいます。
日本の企業収益が過去最高を更新し続ける中、企業が自己の収益を生産性向上のための設備投資や人材投資に振り向け、持続的な賃上げが可能となる環境を作り出すことが、成長と分配の好循環を生み出すためには重要、というのが政府の基本的な考えです。
このうち、「生産性」に関する課題に対応するため、「生産性向上の実現のための臨時措置法(仮称)」を成立させ、税制面で生産性向上のための投資を促すのが目的です。
明日以降、本税制の具体的な内容や投資事例などを説明します。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大口 亮 3770
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