2018.6.28 平成29年度、査察の概要。その3
先日、国税庁より平成29年度の査察の概要が発表されました。
平成29年度は過去5年間で最も多くの告発がなされたそうです。
今回の国税庁の査察事案として、現下の経済社会情勢から、次のような事案もありました。
・東日本大震災からの復興関連事案
・スーパーコンピュータの開発等を行う法人の脱税
・インターネットを利用したカウンセリング・セミナーなどを行う個人の脱税
また、よく報道されるケースとして、脱税により得た不正資金の隠匿場所が話題になりますが、次のような所に現金が隠されていたようです。
・居宅物置の床下収納に設置された金庫の中
・居宅階段下のカバーに覆われた金庫の中
・居宅寝室クローゼットの中の靴箱及びトランクの中
まるで映画やドラマの世界ですね。
納税は義務ですが、適正・公平でなければなりません。
もちろん適切な節税を行うことは大切ですが、脱税は全く次元の異なるものであり、正しく納税を行っている方からすれば、今後も脱税には厳しく取り締まってもらいたいものです。
税理士法人レガシィでは、過去の経験と知恵から、お客様に適切な節税のご相談を承っております。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3874
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)