2018.6.8 平成29年分、贈与税・譲渡所得税の申告状況について。その1
2018.6.8 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
先日、国税庁から平成29年分の所得税等・消費税・贈与税の申告状況が発表されました。
今日は贈与税について、その状況を見てみたいと思います。
贈与税全体については、納税額のある提出人数は36万9千人で申告納税額が2,077億円となっています。
前年の平成28年では、納税額のある提出人数は37万1千人で申告納税額が2,252億円となっていましたので、人数では△0.4%、申告納税額では△7.8%となっています。
なお、贈与税はみなさんが聞いたことのある110万円基礎控除を用いる「暦年贈与」と、相続時に贈与された財産を相続財産に持ち戻して再計算をする「相続時精算課税贈与」の2種類があります。
そのうち「暦年贈与」については、納税額のある提出人数は36万6千人で申告納税額が1,747億円となっています。
前年の平成28年では、納税額のある提出人数は36万7千人で申告納税額が1,927億円となっていましたので、人数では△0.4%、申告納税額では△9.4%となっています。
前年に比べ、贈与した人数はほぼ横ばい、納税額は減っているので、贈与した金額は小さくなったようです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3860
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)