2015.12.17 平成28年度税制改正大綱、ようやく決着。その3
2015.12.17 | カテゴリ:相続応援日記, 税制改正
今回は来年度の税制改正大綱の中でトピックとなりそうな項目を簡単にご紹介しています。
今日は消費税関係について。
最後までもつれた軽減税率が今回の税制改正大綱の目玉の一つとされています。
まずご紹介したいのは、「軽減税率の実施」についてです。
平成29年4月に予定されている消費税率10%引き上げの際、税率を8%に据え置くこの制度、対象品目について最後まで折り合いがつきませんでしたが、結局は酒と外食を除く食品全般で決着されました。
とはいえ、財源確保の観点からはまだ課題も残っており、たばこ増税の話も浮かんできています。
さらに、そばやピザなどの出前はどうするのか、コンビニでのイートインは外食に当たるのかなど、疑問も残っています。
いつの間にか制度の趣旨から選挙対策へと議論がすり替わってしまった感も否めません。
その他にも、消費税の還付を目的とした節税対策への抑制として「高額資産を取得した場合における消費税の中小事業者に対する特例措置の適用関係の見直し」も気になるところです。
今回は3日間にわたり、来年度の税制改正大綱のうちトピックとなりそうな項目を簡単にご紹介いたしました。
各項目の詳細について、随時こちらのブログでご案内いたします。
是非ご覧ください。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3259
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)