2017.10.26 平成28年度 法人税等の申告事績。その2
先日、国税庁から平成28事務年度における法人税、地方法人税、源泉徴収に係る所得税及び復興特別所得税の申告(課税)の実績が公表されました。
申告所得金額が増加しているということは、黒字企業が増えている、ということなのでしょうか。
平成28年度における黒字申告の状況については、以下の通りでした。
・申告件数 286万1千件 (前年比 101.3%)
・黒字申告件数 95万件 (前年比 104.8%)
・黒字申告割合 33.2% (前年割合は32.1%で1.1ポイント上昇)
前回ご紹介したとおり、申告所得金額については7年連続で増加となり、総額が過去最高でしたが、黒字申告割合についても6年連続で上昇となりました。
なお、申告欠損金額の総額は11兆9,162億円で、昨年の13兆7,118億円の86.9%となっていました。
会社を経営されている方々はこの数値につき、実感はありますでしょうか?
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3711
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)