2015.11.13 平成26事務年度 相続税の調査状況について。その1
2015.11.13 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
先日、国税庁及び各国税局より昨年の相続税の調査状況について発表がありました。
実地調査の件数等は次のとおりです。
・実地調査件数 12,406件 (平成25事務年度 11,909件)
・非違件数 10,151件 (平成25事務年度 9,809件)
・非違割合 81.8% (平成25事務年度 82.4%)
・申告漏れ課税価格 3,296億円 (平成25事務年度 3,087億円)
うち1件あたり 2,657万円 (平成25事務年度 2,592万円)
・追徴税額 670億円 (平成25事務年度 539億円)
うち1件あたり 540万円 (平成25事務年度 452万円)
ここで注目すべきは「非違割合」です。
非違割合とは、申告漏れ等の、申告に誤りがあったもののことを言います。
一般的に相続税の税務調査は申告件数のうち3割に入るといわれています。
(ちなみに、レガシィが携わった相続税申告については、毎年概ね調査率が1割以下となっています。)
その3割が上記の実地調査件数(12,406件)に該当し、そのうち81.8%ということは、税務調査になればかなりの確率で誤りを指摘される、ということです。
その理由は、申告漏れとなっている相続財産を見れば明らかになります。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3236
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)