2018.2.28 国税の納付手続。その2
前回、ご紹介しました納付方法についてみていきたいと思います。
①ダイレクト納付
こちらは、e-Taxで申告をされている方を対象にしたもので、毎月源泉所得税を納めている方などにとっては非常に便利です。e-Taxの開始届出書の提出、ダイレクト納付利用届出書を提出する必要がありますが、一度登録してしまえば、PC画面上で納付書に記入する感覚で納税額の入力を行い、承認手続きを行えば即日納付が可能となります。
②インターネットバンキングによる納付
こちらも、e-Taxで申告をされている方を対象にしたもので、e-Taxの開始届出書の提出、インターネットバンキングまたはモバイルバンキングの契約が必要となりますが、PCもしくはスマホで納税が可能となります。
③クレジットカード納付
こちらは、国税庁のサイトから「国税クレジットカードお支払サイト」というページにアクセスして、必要事項を入力すると納付が可能な税目があります。クレジットカード払いなので、ポイントが付与されるケースもありますが、たとえば納付税額100万円の場合は、8,208円と手数料がかかるのでポイントよりも手数料のほうがかかることもありますのでご注意ください。また、クレジットカード利用限度額オーバーで受け付けられないとならないように気をつける必要があります。
④コンビニ納付
自動車税などのようにバーコード付き納付書をつかってコンビニで支払われている方も多いと思います。国税についても税務署からバーコード付の納付書を発行してもらえばコンビニでの納付が可能です。
次回は、振替納税と窓口納付についてみていきたいと思います。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 佐藤 秀治 3792
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)