天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2016.11.14 国外財産調書の提出状況。その3

2016.11.14 | カテゴリ:相続応援日記, その他

先日、国税庁が、平成27年分の「国外財産調書の提出状況」を公表しました。

国外財産調書は、確定申告に合わせて提出されるため、平成27年分(平成27年12月31日分)については、平成28年3月15日を期限として提出されています。

平成27年分の総提出件数は「8,893件」、総財産額は「3兆1,643億円」だそうです。

単純に総財産額を総提出件数で割ると、1件当たり平均「3億5,582万円」ということになります。

国税局別に見ますと、件数にして65%、財産額にして73%が、東京国税局管内に集中しています。

財産の種類別に見ますと、金融資産(有価証券・預貯金)だけで67%を占めています。

偶然か必然か、相続税の税務調査で財産計上漏れの上位1位、2位を占めるのも、預貯金と有価証券となっています。

金融資産は動かしやすい財産ということで、税務署が調べたくなる、というのも分かる気がします。

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ  天満 亮  3478

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