2017.8.22 取引相場のない株式の評価。その2
今回も前回に引き続き取引相場のない株式の評価の見直しについてご紹介致します。
前回からご紹介しておりますが、取引相場のない株式の評価方式のうち、類似業種比準価額方式につき見直しが行われることとなります。
類似業種比準価額方式は、類似業種の株価を基に、評価する会社の一株当たりの「配当金額」「利益金額」「簿価純資産価額」の3つの要素を比準させて計算する方式です。
このうち、類似業種の「配当金額」「利益金額」「簿価純資産価額」については毎年、国税庁から発表されますが、平成28年度までの数値については、連結会計上の数字を使用していませんでした。
今回国税庁から発表された平成29年度分の類似業種の上場会社の配当金額、利益金額及び簿価純資産価額については、連結決算を反映させたものとされています。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 靏岡直希 3666
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)