2020.4.16 令和2年地価公示の概要。その3
2020.4.16 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
今回は先月に国土交通省より発表された2020年1月1日時点の公示地価をみています。
大阪圏での価格順位1位は、大阪中央5-2で昨年より44.9%の上昇がみられました。
この心斎橋地区は、外国人観光客を中心に賑わいを見せており、ドラッグストアをはじめ物販棟の出店需要が旺盛であることから、地価が上昇していました。
また、枚方市は新名神高速道路等広域の高速道路網の整備が進展したため、工業地の地価上昇率で全国4,7,8位にランクインしています。
今回の地価公示での全体的な上昇基調を踏まえ、7月に発表される路線価はどのような影響を受けるのでしょうか。
14日のブログでもご案内しましたが、これらはあくまで1月1日現在の価額として公表されているものです。
新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックも先送りされました。
路線価は税金計算に直結するものですので、従来通り1月1日現在の価額をもって評価することがこのご時世でどこまで妥当性があるのか心配されます。
早期に新型コロナウイルスが収束し、早い経済回復が待たれるところです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4309
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)