2020.4.15 令和2年地価公示の概要。その2
2020.4.15 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
今回は先月に国土交通省より発表された2020年1月1日時点の公示地価をみています。
今年の傾向としては、全国全用途の平均は5年連続、用途別では、住宅地は3年連続、商業地は5年連続での上昇となっています。
全国の商業地の地価高額地点は、1位から4位までを銀座が占めていて、最高地点は山野楽器銀座本店で、1㎡あたりの価格は5,770万円と、昨年に比べ0.9上昇しています。
地価高額地点10位以内で見てみると、銀座6カ所、新宿2ヶ所、丸ノ内・大手町ともに1ヶ所となっています。
変動率をみると、東京圏の中でも住宅地は荒川区、豊島区、文京区の順で、商業地は台東区、北区、港区・荒川区の順でそれぞれ上昇となりました。
住宅地については、利便性や割安感などから、都市部の北に位置する句を中心に高い上昇率となりました。
商業地については、浅草を中心に外国人観光客が増えたことにより、店舗やホテルの需要が高まったことが原因のようです。
全国の住宅地の地価高額地点上位9位を港区と千代田区が占めており、最高地点は港区赤坂1-14-11で、1㎡あたりの価格は472万円(対前年上昇率は8.8%)と、3年連続で首位となりました。
赤坂1丁目は再開発が相次ぎ、IT企業経営者や芸能関係者などが好むエリアとされているそうです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 4308
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)