天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2017.6.1 付言事項にみる想い-その3

2017.6.1 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報

相続のお手伝いをしていると様々な遺言書を目にします。

仕事で大切なのは遺言内容ですが、ついつい付言事項を見入ってしまうことがあります。

付言事項には想いを遺す方の人生そのものやご家族に対する想いが集約されています。

今日ご紹介するのは、弊社に遺言書の作成をご依頼いただいたお客様の付言事項です。

財産をお孫さん(現在大学生)に遺すことが決まった後、いつものように「付言事項」の説明をし、財産をもらう人に何か遺す言葉はありませんか?と質問をしました。

当初は「どういった言葉を遺したらいいかわからない」ということでしたので、一般的には、「兄弟仲良く元気に暮らしてください」だったり、「○○家のさらなる発展に貢献してくれることを望みます」といった想いを伝えていらっしゃいますよ、とアドバイスさせていただきました。

2週間後、付言事項の文案がお手紙で送られてきました。

「正彦(仮名)へ。人として道を外すことなくしっかり生きていってください。」

短いですが、厳しく暖かい言葉だと思いました。

正彦様が社会人になられてこの付言事項を読んだとき、改めて襟を正すきっかけになることでしょう。

記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 大口 亮 3613

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

 

 

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