2018.6.13 人事異動と税務調査。その1
税務署の事務年度は、7月から翌年6月までとなっています。もうじき29年度の事務年度が終了します。
来月7月は、新たな事務年度のスタートとなり人事異動もこの時期に行われます。
そのため6月に税務調査が入ることはあまりありません。着手しても年度をまたぐことになり引継などが生じてしまう可能性があるため、通常は、来月以降新たな事務年度が始まってから新規の税務調査に着手することになります。
さて、税務調査と聞くとみなさんどういったイメージをお持ちでしょうか?
少し年齢を重ねた人は、「マルサの女」でしょうか。
ドラマでは、「ナサケの女」とか「窓際太郎の事件簿」などありますのでなんとなくのイメージはあるかもしれません。
会社経営者の方々は、ある程度、税務調査を経験されていることと思います。経験として流れは理解されていることと思います。(もちろん嫌な思いとして記憶に残っている方が多いかもしれませんが。)
弊社は、主に相続を専門としたお手伝いさせていただいておりますので、特に相続税の税務調査の経験が豊富です。当然、税務調査について慣れていますが、相続人の方は、そもそも相続税の申告に触れる機会も滅多にあることではありませんし、まして税務調査というとできれば避けて通りたいと考えるのが普通の感覚でしょう。
得体の知れない人を相手にするのですから当然のことです。
そこで次回からは、税務署の組織とそのなかで働く人たちについて少しお話させていただきます。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 佐藤 秀治 3863
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)