2016.5.27 世代別の相続税対応。その2
2016.5.27 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
相続専門でお仕事をさせて頂くと、いろいろと見えてくることがあります。
レガシィがまとめた次のデータがあります。
相談件数の割合として「親・子・孫」の3世代の年齢別に5つのパターンを作りました。
Aパターン 「親90代、子60代、孫30代」
Bパターン 「親80代、子50代、孫20代」
Cパターン 「親70代、子40代、孫10代」
Dパターン 「親60代、子30代、孫10代未満」
Eパターン 「親50代、子20代、孫なし」
比較的、生前対策を行いやすいのはCパターンとDパターンの方々です。
例えば、お孫様に向けた教育資金の一括贈与の検討や、お子様に向けた住宅取得投資金の贈与などは、対象年齢的にもちょうど当てはまる世代となっています。
また、実際のご相続までには比較的時間もありますので、暦年贈与をうまく活用することで、長期的な対策も有効です。
なお、結婚・子育て資金の贈与が非課税となる特例は、孫が20代・30代であるA・Bパターンと、子供が20代・30代であるD・Eパターンでも活用が出来そうです。
以上の事から、遅くともご本人が70歳代後半になる前には、何らかの対策を始めたほうが良いと思われます。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3366
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)