2018.3.19 世代で考える相続対策。その3
2018.3.19 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
相続専門でお仕事をさせて頂くと、いろいろと見えてくることがあります。
レガシィがまとめた次のデータがあります。
相談件数の割合として「親・子・孫」の3世代の年齢別に5つのパターンを作りました。
Aパターン 「親90代、子60代、孫30代」
Bパターン 「親80代、子50代、孫20代」
Cパターン 「親70代、子40代、孫10代」
Dパターン 「親60代、子30代、孫10代未満」
Eパターン 「親50代、子20代、孫なし」
ご相談にいらっしゃるのは、A・Bパターンはお子様、D・Eパターンはご本人様が多く、Cパターンはご本人様もお子様もいずれもあるように感じています。
ご本人様がいらっしゃれば意思決定は当然ご本人ですので、その気になれば比較的すぐに動くことが出来ます。
しかし、お子様から親の相続対策のご相談となると一気にハードルが高くなります。
ご本人がその気になるという保証が無いからです。
お子様が相続対策を急ぐがあまり、かえって親の気持ちを逆なでしてしまう事もよくあります。
日頃から親とコミュニケーションが良く取れているお子様の方が、比較的スムーズに親の理解を得ているようです。
相続とは資産だけでなく生き方までを引継ぐものですから、親の相続対策を望むお子様は「心の問題」を常に意識しておく必要があるようです。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3805
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)