天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

  • HOME  > 
  • 相続応援日記  > 
  • 「大増税でもあわてない相続・贈与の話。改正相続税法対応のすべて」その1

2013.5.7 「大増税でもあわてない相続・贈与の話。改正相続税法対応のすべて」その1

2013.5.7 | カテゴリ:相続応援日記


f:id:amanotakashi:20130509090757j:image:w360:rightf:id:amanotakashi:20120308100218j:image:medium:right

小田清隆さん(仮名)55歳は田町のマンション(自己所有)に住んでいます。彼のご両親は高輪に住んでられます。小田さんは気になって相談に来られました。ご両親の200㎡の自宅で土地の路線価は174百万円。その他金融資産30百万円を合わせて合計で204百万円でした。1次相続試算すると相続税は844千円。それなら何とか。ところが2次相続を試算すると24,988千円。「なんでそんなに高いの!?」「うちのような普通の家庭にそんなに!」

実は1次相続で使えた配偶者の税額軽減(配偶者が2分の一を相続すると税金がかからない制度)と小規模宅地の評価減(自宅の土地は8割減)が2次相続は使えないからです。

「これはえらいことだ!」

という問題意識を持たれました。

私共のセミナーによく来られるようになりました。

そして小田さんがわかったことは

「小規模宅地の評価減は減税ではなく納税猶予のようなものだと。」

ということでした。


天野隆

記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:天野隆。2621。


(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから

  • 無料面談、無料メール相談
  • 知って得する相続豆知識 メールマガジン

アーカイブ

  • ※日本最大級とは創業以来の申告・有料コンサルティング合計件数のことを指します。

PAGE TOP