2016.12.28 平成27年分・相続税の申告状況について。その3
2016.12.28 | カテゴリ:相続応援日記, 相続関連情報
先日、国税庁より平成27年分の相続税の申告状況について発表がありました。
申告件数は前年に比べ1.8倍の大幅増加となっていました。
平成27年の相続財産の金額の構成比は次のようになっています(カッコ内は前年)。
土地 38.0%(41.5%)
家屋 5.3%( 5.4%)
有価証券 14.9%(15.3%)
現預金等 30.7%(26.6%)
その他 11.0%(11.2%)
増加している有価証券と現預金を金額ベースで見てみると(カッコ内は前年)
有価証券 23,368億円(18,966億円)
現預金等 47,996億円(33,054億円)
となっており、金融資産の増加が目に留まります。
なお、相続財産の合計金額は平成27年で156,362億円、前年の124,086億円を大きく上回りました。
平成29年度税制改正では、取引相場のない株式、広大地といった財産評価における改正も予定されています。
今回の発表にもみられるように、相続税は今後ますます身近な税金となってきそうです。
お気になる点などございましたら、税理士法人レガシィにお問い合わせください。
記:資産家を応援する相続の専門家:税理士法人レガシィ 三澤郁夫 3508
(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)