天野隆の相続応援日記 INHERITANCE SUPPORT DIARY OF TAKAHASHI AMANO ここでは資産税専門の税理士法人レガシィの専門家が、「相続の仕事で感じたこと」、「ルール化されたこと」、「お知らせしたいこと」を書かせていただいています。皆様の何かのヒントになれば幸いです。

2013.2.9 平成25年度税制改正大綱発表。その9

2013.2.9 | カテゴリ:相続応援日記

1月24日、平成25年度税制改正大綱が発表されました。

私が興味深いと思ったのは小規模宅地の特例で、老人ホーム入所者への適用を認める改正です。

 これまで被相続人が終身利用権を取得して老人ホームに入所したまま亡くなった場合、自宅は空家であるとして特定居住用宅地の適用ができないと考えられてきました。

 この取扱いの根拠は法律ではなく、国税庁「質疑応答事例」です。納税者からすれば介護が必要で入所したものであり、あくまでも生活の拠点は自宅であると訴えてきましたが、裁判においても自宅は空家として小規模宅地を適用できないことが判決されてきました。

 しかし、ここへきて、税制改正大綱に、介護が必要で入所した場合は適用できるとの記載があります。老人ホームの入所者は適用できないという改正前の法律もないのですが、適用できるという確認規定を設けるのでしょうか。

裁判所も認めてきた解釈を、実情に見合っていないとして法改正となるのでしたら、これまでの実務が誤っていた、ということにならないでしょうか。


記:資産家を応援する相続・相続税の専門家:税理士法人レガシィ 風岡範哉。2563

(幸せなキャッシュフロープロジェクト)(もめない・もめさせない遺産相続プロジェクト)

相続準備の応援メールマガジン「知って得する相続豆知識」はこちららから:ホームページ「あなたの相続お悩み解決サイト」はこちらから

相続のメール無料相談はこちらから

  • 無料面談、無料メール相談
  • 知って得する相続豆知識 メールマガジン

アーカイブ

  • ※日本最大級とは創業以来の申告・有料コンサルティング合計件数のことを指します。

PAGE TOP